安全管理

■フィールド・アクティビティ別安全管理について


1、街歩きプログラム(歴史解説、文化とのふれあいを含むウォーキングプログラム)
(1) 催行基準
 代表、リーダーにおいて天気図、気象情報をもとに検討し決定する。
(2) プログラムリーダーの資格
街歩きガイド研修会修了者以上
(3) ガイド・レシオ
ガイド:参加者=1:10 (最低でも2名のガイドが望ましい)
(4) 参加者、地域への配慮
参加者情報を把握し、体力に合わせたスピードでウォーキングに心掛ける。
街中を舞台とすることを考え、交通安全に気を配り、地域の人との摩擦を生じさせない配慮が必要。
(5) 安全管理に必要な用具・装備
 ①救急セット
②AED設置場所地図
③緊急連絡シート(別紙)、事故対応マニュアル(別紙)、
④参加者情報(参加申込書、参加同意書(別紙))
⑤携帯電話などの通信機器
(6) 注意事項
①交通安全に充分配慮し、車道と接する場所においては、セーフティートークなどで安全を促す。
②夏場等、気温の高い時には熱中症に充分注意する。
(7)万が一事故などが発生した場合の対応
緊急連絡シート、事故対応マニュアルにのっとり対応する。「冷静に」「自分自身の安全管理」「事故者以外の人たちの安全管理」により二次災害を防ぐ。

2、里山歩きプログラム(自然観察、自然体験、歴史解説、文化とのふれあいを含むハイキングプログラム)
(1) 催行基準
代表、リーダーにおいて天気図、気象情報をもとに検討し決定する。
(2)プログラムリーダーの資格
CONEリーダー取得者以上
(3)ガイド・レシオ
ガイド:参加者=1:10 (最低でも2名のガイドが望ましい)
(4)参加者、地域への配慮
参加者情報を把握し、体力に合わせたスピードでウォーキングに心掛ける。
里地、里山を舞台とすることを考え、交通安全に気を配り、地域の人との摩擦を生じさせない配慮、自然保護の意識が必要。
(5)参加者の用具、装備(あると安心な用具、装備)
①道に迷わないための地図、コンパス
②体力維持のための行動食(チョコレート、ビスケット等)
③寒さや降雨に備えた防寒、防水服
(6)安全管理に必要な用具・装備
①救急セット
②AED設置場所地図
③緊急連絡シート(別紙)、事故対応マニュアル(別紙)、
④参加者情報(参加申込書、参加同意書(別紙))
⑤レスキューポイント図
⑥レスキュー用具(ロープ、カラビナ、スリング等)
⑦携帯電話などの通信機器
(7)注意事項
①交通安全に充分配慮し、車道と接する場所においては、セーフティートークなどで安全を促す。
②夏場等、気温の高い時には熱中症に充分注意し、帽子をかぶると共に、こまめな水分補給をする。
③下りはけがをしやすいので慎重に歩く。
④斜面の山道では山側から落石があったり、谷側に滑り落ちたりするので注意する。
⑤一定の間隔で休憩時間をとる。
⑥ハチ、毒蛇、ヒル、ウルシなど危険な動植物に注意する。(別紙)
(8)万が一事故などが発生した場合の対応
緊急連絡シート、事故対応マニュアルにのっとり対応する。「冷静に」「自分自身の安全管理」「事故者以外の人たちの安全管理」により二次災害を防ぐ。

3、スキープログラム(自然観察、自然体験、スキー教室を含むプログラム)
(2) 催行基準
代表、リーダーにおいて天気図、気象情報をもとに検討し決定する。
(2)プログラムリーダーの資格
スキー指導者資格保持者
(3)ガイド・レシオ
ガイド:参加者=1:10 (最低でも2名のガイドが望ましい)
(4)参加者、地域への配慮
参加者情報を把握し、体力に合わせたスピード、内容でプログラム進行に心掛ける。
冬山を舞台とすることを考え、寒さへの対応に気を配り、他のスキーヤーとの摩擦を生じさせない配慮、自然保護の意識が必要。
(5)参加者の用具、装備(あると安心な用具、装備)
①体力維持のための行動食(チョコレート、ビスケット等)
②寒さや吹雪、降雨に備えた防寒、防水服
(6)安全管理に必要な用具・装備
①救急セット
②AED設置場所地図
③緊急連絡シート(別紙)、事故対応マニュアル(別紙)、
④参加者情報(参加申込書、参加同意書(別紙))
⑤携帯電話などの通信機器
(7)注意事項
①活動直前に、天気予報を確認し、今後の気候変動を考慮し、スキー場での活動が妥当かどうか判断する。
②天候が急激に変動する兆候がある場合は、速やかに施設の建物に避難する。
③参加者の体調を細かくチェックし、無理のないプログラム進行に務める。
④スキーに使う器具について十分説明し、器具が正しく使えるよう指導し、また適切に機能するか確認する。
(8)万が一事故などが発生した場合の対応
①緊急連絡シート、事故対応マニュアルにのっとり対応する。「冷静に」「自分自身の安全管理」「事故者以外の人たちの安全管理」により二次災害を防ぐ。
②スキー場での事故は、まず、スキー場に連絡し、スキー場の救護担当と連携をとり迅速に対応する。

4、、キャンプ体験プログラム(自然観察、自然体験、文化とのふれあい、飯盒炊飯を含むプログラム)
(1)催行基準
代表、リーダーにおいて天気図、気象情報をもとに検討し決定する。
(2)プログラムリーダーの資格
CONEリーダー取得者以上
(3)ガイド・レシオ
宿泊を伴わない場合、ガイド:参加者=1:10 (最低でも2名のガイドが望ましい)
宿泊を伴う場合、  ガイド:参加者=1:5  (最低でも2名のガイドが望ましい)
(4)参加者、地域への配慮
①対象者の人数、年齢、経験の度合い、体力などによって一つひとつの活動に要する時間や疲労度が異なる。これらを考慮して日程・プログラムを作成し、無理がたたって事故やケガの発生につながらないようにする。
②参加者情報を把握し、体力、アレルギーに気をつけ参加者の体調管理に心掛ける。
③里地、里山を舞台とすることを考え、交通安全に気を配り、地域の人との摩擦を生じさせない配慮、自然保護の意識が必要。
(5)参加者の用具、装備(あると安心な用具、装備)
①体力維持のための行動食(チョコレート、ビスケット等)
②寒さや降雨に備えた防寒、防水服
(5)安全管理に必要な用具・装備
①救急セット
②AED設置場所地図
③緊急連絡シート(別紙)、事故対応マニュアル(別紙)、
④参加者情報(参加申込書、参加同意書(別紙))
⑤レスキューポイント図
⑥レスキュー用具(ロープ、カラビナ、スリング等)
⑦携帯電話などの通信機器
(6)注意事項
①交通安全に充分配慮し、車道と接する場所においては、セーフティートークなどで安全を促す。
②夏場等、気温の高い時には熱中症に充分注意し、帽子をかぶると共に、こまめな水分補給をする。
③テント設営時
ア、ポールでの突き刺しや打撲
イ、ポール跳ねによる突き刺しや打撲
ウ、ペグの打ち込み作業時の打撲やペグの引き抜き時の腰部傷害
エ、風であおられてのロープでの火傷
オ、張り綱でのつまづきによるケガ
  などが想定される。危険を回避するために安全指導をし監視をする。
④野外料理時は火を使うことによる火傷、調理道具による怪我に十分注意、安全指導し監視する。
⑤ハチ、毒蛇、ヒル、ウルシなど危険な動植物に注意する。(別紙)
(7)万が一事故などが発生した場合の対応
緊急連絡シート、事故対応マニュアルにのっとり対応する。「冷静に」「自分自身の安全管理」「事故者以外の人たちの安全管理」により二次災害を防ぐ。

5、磯遊び体験プログラム(自然観察、自然体験、水遊び、スノーケリング、潮干狩り含むプログラム)
(1)催行基準
代表、リーダーにおいて天気図、気象情報をもとに検討し決定する。
(2)プログラムリーダーの資格
CONEリーダー取得者以上
(3)ガイド・レシオ
ガイド:参加者=1:5  (最低でも2名のガイドが望ましい)
(4)参加者、地域への配慮
参加者情報を把握し、体力に合わせたプログラム進行に心掛ける。
海を舞台とすることを考え、漁業者や釣り人、地域の人との摩擦を生じさせない配慮、自然保護の意識が必要。
(5)参加者の用具、装備(あると安心な用具、装備)
①怪我に備えて、濡れてもいい靴。(サンダルは不可)
②体力維持のための行動食(チョコレート、ビスケット等)
③寒さや降雨に備えた防寒、防水服
④熱中症の予防のための帽子、十分な水分
(6)安全管理に必要な用具・装備
①救急セット
②AED設置場所地図
③緊急連絡シート(別紙)、事故対応マニュアル(別紙)、
④参加者情報(参加申込書、参加同意書(別紙))
⑤レスキューポイント図
⑥レスキュー用具(ロープ、カラビナ、スリング等)
⑦携帯電話などの通信機器
⑧浮き輪、ボート、レスキューロープ(スローロープ)、ホイッスル
(6)注意事項
①海辺での活動にはさまざまな危険があることを理解し、参加者から片時も目を離さず監視する。
②活動前に干潮の時間、潮位、注意報、警報の情報を収集する。
③活動直前に、風向き、風量、水深、水温、水質、流れ、海底の状況などを把握し、海での活動が妥当かどうか判断する。
④海辺での突然の風向きや風の強さの変化にたえず注意を払う。
⑤ゴミや漂着物の中には、危険な廃棄物や死んでも毒を失わない生き物がいるので、むやみに手を触れないように注意し、軍手などの着用を勧める。
⑥海辺での活動では「バディシステム」という安全確保の手段をとる。
⑦海辺での活動では、必ずPDF(ライフベスト)を着用する。
⑧ハチ、毒蛇、ヒル、ウルシなど危険な動植物に注意する。(別紙)
⑨クラゲ、ガンカゼ、オニヒトデ、など危険な海の生物に注意する。(別紙)
(7)万が一事故などが発生した場合の対応
緊急連絡シート、事故対応マニュアルにのっとり対応する。「冷静に」「自分自身の安全管理」「事故者以外の人たちの安全管理」により二次災害を防ぐ。
海辺の事故では、まず、海上保安庁に事故発生の連絡をする。

6、シーカヤック体験プログラム(自然観察、自然体験、水遊び、スノーケリング、潮干狩り含むプログラム)
(1)催行基準
①前日の気象現況及び予報
  ツアー実施場所において風速10m、波高2m以上、また強い雷雨等が予想される場合には中止
②当日の気象予報(当日6時の時点)
  ア、大雨・暴風・波浪・高潮の各警報が1つでも発令されている場合は中止
  イ、大雨・暴風・波浪・高潮の各注意報が1つでも発令されている場合、他の情報も収集して、総合的に催行、内容変更、または、中止を検討する。
③当日海域の風速
  ア、6~9m/s参加者の技量・体力を考慮し、風を避けるコースに内容変更、または、中止を検討する。
  イ、10m/s以上の場合は、中止
④当日の雷について
  ア、雷注意報が発令されている場合は、中止
  イ、雷雲の接近、または、雷鳴が発生した場合は途中中止し安全な場所へ避難し状況を判断する。
(2)プログラムリーダーの資格
シーカヤックガイド経験5年以上、海上安全講習受講者以上
(3)ガイド・レシオ
①管理水域   ガイド:参加者=1:10  (最低でも2名のガイドが望ましい)
②管理水域以外 ガイド:参加者=1:6   (最低でも2名のガイドが望ましい)
(4)参加者、地域への配慮
①参加者情報を把握し、体力に合わせたプログラム進行に心掛ける。
②海を舞台とすることを考え、漁業者や釣り人、地域の人との摩擦を生じさせない配慮、自然保護の意識が必要。
(5)参加者の用具、装備(あると安心な用具、装備)
①怪我に備えて、濡れてもいい靴。(サンダルは不可)
②体力維持のための行動食(チョコレート、ビスケット等)
③寒さや降雨に備えた防寒、防水服
④熱中症の予防のための帽子、十分な水分
(6)安全管理に必要な用具・装備
①救急セット
②AED設置場所地図
③緊急連絡シート(別紙)、事故対応マニュアル(別紙)、
④参加者情報(参加申込書、参加同意書(別紙))
⑤レスキューポイント図
⑥レスキュー用具(ロープ、カラビナ、スリング等)
⑦携帯電話などの通信機器
⑧シーカヤック専用レスキュー用具(浮き輪、レスキューロープ(スローロープ)、ホイッスル、ビルジポンプ、パドルフロート、スポンジ)
(6)注意事項
①海辺での活動にはさまざまな危険があることを理解し、参加者から片時も目を離さず監視する。
②活動前に干潮の時間、潮位、注意報、警報の情報を収集する。
③活動直前に、風向き、風量、水深、水温、水質、流れを把握し、海での活動が妥当かどうか判断する。
④海辺での突然の風向きや風の強さの変化にたえず注意を払う。
⑤ゴミや漂着物の中には、危険な廃棄物や死んでも毒を失わない生き物がいるので、むやみに手を触れないように注意し、軍手などの着用を勧める。
⑥海上では熱中症、低体温症になりやすいので十分注意し事前にそうならないよう配慮を早めにする。
⑦海上、海辺での活動では、必ずPDF(ライフベスト)を着用する。
⑧ハチ、毒蛇、ヒル、ウルシなど危険な動植物に注意する。(別紙)
⑨クラゲ、ガンカゼ、オニヒトデ、など危険な海の生物に注意する。(別紙)
⑩シーカヤックに使う器具について十分説明し、器具が正しく使えるか指導する。
(7)海上でのレスキューについて
①航行中バランスを崩し、乗船者が海に投げ出された場合は、落ち着いてレスキューの指導とサポートができるリーダがレスキューにあたる。
②レスキューの方法について(グループレスキュー)
 ア、海に投げ出されゲストの安全を確保する。
 イ、艇が沈(転覆)している場合は、艇を起こし水抜きをする。
 ウ、自艇と相手の艇を横並びにし、上半身で艇を固定しながらゲストを再乗艇させる。
エ、再乗艇の後、ビルジポンプ、スポンジを使いコックピットの排水を行う。
 ③レスキュー中、サブガイドは他のゲストの安全を確保する。
(8)万が一事故などが発生した場合の対応
緊急連絡シート、事故対応マニュアルにのっとり対応する。「冷静に」「自分自身の安全管理」「事故者以外の人たちの安全管理」により二次災害を防ぐ。
海辺の事故では、まず、海上保安庁に事故発生の連絡をする。

※用品の取り扱い注意事項及び説明
①レスキューロープ
 流された人に直接投げて助けたり、レスキュー活動の際、対岸やボートなどにロープを渡したりする時にも有効であるが、正しい使い方や流された人の受け取り方などトレーニングする必要がある。
②ホイッスル
 事故や緊急事態を知らせるため、ホイッスルがあれば便利である。
③PDF(ライフベスト)
 しっかりと身体にフィットした物を使用しないと、水中で浮いてきて、泳いだり動いたりしにくくなるばかりでなく、最悪の場合、脱げてしまうこともある。
④バディシステム
 2人1組で行動しお互いの安全を見守りながら、楽しみも分かち合うというもの。異常がいち早く発見され指導者や周囲に伝えられることで事故を未然に防ぐことが出来る。


■傷害保険制度

1、万が一の怪我・事故等に備えて

海風くらぶは、野外活動における万が一の怪我・事故等に備えて、下記の傷害保険に加入しています。参加者が「急激かつ偶然な外来の事故」により怪我をしたり、または死亡したりした場合に、保険の範囲内で対応いたします。

尚、海風くらぶのみならず野外活動全般について言えることですが、野外活動中の天災による事故の場合、基本的には傷害保険・賠償保険の適用範囲外となります。 上記を含め、海風くらぶでは安全管理、リスク判断をより慎重に行います。また、ご参加を検討される皆様も野外生活での基本スタンス「自分の身は自分で守る」ということを今一度ご理解下さいますようお願い申し上げます。

2、補償内容


・保険金額

死亡保険金:500万円
入院保険金日額:5,000円
通院保険金日額:3,000円
救援者費用:100万円

・保険取扱窓口

有限会社オフィステラ

※補足
・海風くらぶでは、安全面に対し、最低限必要な保障をしておりますが、お客様ご自身でも十分な傷害保険にご加入なさり、万が一にそなえておかれることをお勧めいたします。